FUJIMI 1/300 城3 犬山城 富士美 500430

犬山城は今から500年程前の文明元年 (1469) 斯波氏の家臣の繊田広近が現城跡の南麓、 木之本に城を築きました。しかし織田信康の代の天文四年(1535年) に現在の山上に移築したと伝えられています。 犬山城のある丘陵は海抜80メートル余りの独立高地で、その西、北側は断崖となって、木曽川を臨んでいます。尾張と美濃を結ぶ水路上の極めて重要な地点に存在して軍事的な要素の強い城である事は否めません。しかし、それ以上に、自然の風物の中に溶け込み景勝に富む木曽川の名を一層高めています。 天守は室町末期に発生したとされていますか、犬山城天守は入母屋の二重櫓の上に小さな望樓を乘せただけの構造形式で、これは丸岡城と共に存在する天守の中で最も古い物です。 軍事的にも後の天守の原形となる物を殘していて望樓の下につけられた唐破風は、 大屋根の妻側が寄せてくる敵を攻撃し易いのに比べて防備のうすい平側の守りを固める為に造られた物でず。

木曽川を臨む海抜80mの独立高地にそびえる犬山城を情景と共に再現しました。

地形飾り台、情景用樹木付。